第4章 ポートフォリオを作る
商品選びにとどまらず、分散投資の基本、資産配分のバランス、定期的な見直しの方法までを整理します
第4章では、第3章までに学んだ株式や投資信託を組み合わせて、「資産全体をどのようなバランスで持ち、定期的にどう見直していくか」 というポートフォリオづくりの本番に進みます。
どれほど良い商品を選んでも、組み合わせ方や割合を間違えると、相場が下がったときに大きな損を抱えてしまうことになります。この章を通じて、資産全体のバランスの取り方、分散投資の3つの視点、そして定期的な見直しのルールを身につけましょう。
この章で押さえたいこと
- 「良い商品を選ぶこと」と「良い組み合わせ(ポートフォリオ)を作ること」は別のことです。
- 個別の株を買う場合でも、15〜20社ほどに分けることで、会社独自のアクシデントによる影響を大幅に抑えられます。
- 分散投資は数だけでなく、「資産の種類」「業種」「国や地域」の3つがしっかり分かれているかが大切です。
- 理論的なバランスの考え方(効率的フロンティア)を知ることで、無理のない配分を決めやすくなります。
- 定期的な見直し(リバランス)は相場を予想するためではなく、崩れたリスクのバランスを元に戻すための大切なメンテナンスです。
この章の構成
第4章の構成
| ページ | 答える問い | 身につく視点 |
|---|---|---|
| 4-1 ポートフォリオって何? | ポートフォリオでは何を考えるのか | 個別商品の寄せ集めではなく、資産全体のバランスとして見渡せるようになる |
| 4-2 分散を考えるときの3軸 | 本当の分散投資をするには何に気をつければよいか | 持っている数だけでなく「資産の種類」「業種」「国や地域」の3つの視点で偏りを防げるようになる |
| 4-3 ポートフォリオを最適化する | どのような割合で持つのが一番効率的か | 理論的な考え方をヒントに、自分に合った無理のないバランスを決められるようになる |
| 4-4 リバランスと見直しの基本 | 崩れてきたバランスはいつ、どうやって直せばよいか | 相場のズレを直すやり方と、人生の転機に合わせた見直しの手順がわかる |
この章を学ぶことで、日々のニュースや相場の浮き沈みに惑わされず、自分に合った資産のバランスを落ち着いて長く維持できるようになります。