第4章 ポートフォリオを作る
複数の商品をどう組み合わせるか、分散、リバランス、リスク分解、最適化までを整理する章です
第4章では、商品単体ではなく 全体でどんな性格の資産配分になっているか を考えます。分散は何を意味するのか、リバランスは何のためにするのか、全体リスクをどう分解するのか、最適化は何をしたい理論なのかまでを順番に整理します。
この章で押さえたいこと
- 良い商品を集めることと、良い組み合わせを作ることは別です。
- 分散は本数ではなく、何に重なって賭けているかで見ます。
- ポートフォリオは作って終わりではなく、見直しルールまで含めて設計します。
- 後半では、リスク分解、平均分散最適化、Black-Litterman の位置づけまで進みます。
この章の読み方
この章で見たい視点
全体設計で見るポイント
| 視点 | この章で押さえること |
|---|---|
| 全体像 | 商品ごとではなく、資産全体の性格を見る |
| 分散 | 本数より、中身の重なりと偏りを見る |
| 調整 | 値動きでずれた配分をどう戻すか考える |
| 目的との整合 | 使う時期や下落耐性に合う組み合わせかを確認する |
| 発展的な見方 | 全体リスクを分解し、最適化理論の位置づけを理解する |
第4章は『何を買うか』ではなく『どう組み合わせるか』を考える章です
商品単体で正しく見えても、全体で偏れば意味が変わります。最後は、組み合わせた結果としてどんな資産配分になっているかを見ます。
最初に読むなら
- まずは 4-1 ポートフォリオって何?
- 理論寄りのページへ進む前に、少なくとも 4-3 リバランスと見直しの基本 までは読むのがおすすめです