用語集
基礎用語、指標、モデル、リスク、ポートフォリオ用語を整理するハブです
迷ったときに戻るための短い辞書です。ここでは長い説明より、まず「ひとことで何か」をつかめることを優先します。読みながら分からない言葉が出たときに、その場で意味を確認して本文へ戻る使い方を想定しています。
このページの使い方
- 用語を深く理解する前に、まず短く意味をつかみたいときに使います。
- 式やモデルまで見たくなったら 数式集 や各章の発展ページへ進みます。
- 似た言葉が並んで混乱したときは、
何を見る言葉かを意識すると整理しやすくなります。
最初に押さえたい見方
用語は大きく次の5種類に分けて考えると整理しやすくなります。
- そもそもの投資の考え方を表す言葉
- 値動きや価格の状態を見る言葉
- 会社の評価や収益力を見る言葉
- 下落や分散のリスクを見る言葉
- モデルや最適化の考え方を表す言葉
同じ 指標 でも、向きを見る言葉と、荒さを見る言葉と、会社の質を見る言葉は役割が違います。役割を意識すると、似た言葉の区別がしやすくなります。
基礎用語
- 株: 会社の一部を持つ権利
- リターン: 値上がり益や配当を含む収益
- リスク: 結果の振れ幅や下落の可能性
- 配当: 会社が利益の一部を株主へ返すこと
指標
- モメンタム: 一定期間の価格の向き
- ボラティリティ: 値動きの荒さ
- ドローダウン: 高値からどれだけ下にいるか
- 配当利回り: 今の株価に対して1株配当がどれくらいか
- 取得利回り: 自分の平均取得単価に対して今の1株配当がどれくらいか
- PER: 利益に対して株価が何倍か
- PBR: 純資産に対して株価が何倍か
- ROE: 株主資本に対する利益率
- ROIC: 事業に投じた資本に対する利益率
モデル
- DDM: Dividend Discount Model。将来の配当から今の株価が妥当かを考える配当割引モデル
- レジーム分析: 相場の局面としてまとめて読む考え方
- HMM: 見えない状態を確率的に推定するモデル
- CAPM: 市場全体への感応度でリターンを説明するモデル
- 4ファクターモデル: 市場、サイズ、バリュー、モメンタムの4つで成績や株価の背景を整理するモデル
- Black-Litterman: 市場均衡と投資家の見方を合わせる最適化手法
リスク用語
- 相関: 2つの対象が一緒に動きやすい度合い
- 共分散: 一緒に動く量
- VaR: 悪い日にどこまで損失が出そうかの目安
- CVaR: さらに悪い場面の平均的な深さ
- リスク寄与: 全体リスクのうち各資産が持つ割合
ポートフォリオの用語
- 分散: 同時に同じ動きをしすぎないように持つこと
- 実効銘柄数: 実質的に何銘柄に分散できているかの目安
- 効率フロンティア: リスクと期待リターンの効率が最もよい境界
- リバランス: 目的に合わせて比率を戻すこと
迷いやすい言葉の見分け方
- モメンタムとボラティリティ:
モメンタムは
向き、ボラティリティは荒さを見ます。 - ROE と ROIC: ROE は株主資本に対する利益率、ROIC は事業に投じた資本に対する利益率です。
- VaR と CVaR: VaR は悪い日の目安、CVaR はそのさらに悪い側の平均です。
- レジームとレジーム分析:
レジームは
今の状態ラベル、レジーム分析は状態として読む考え方です。
迷ったら『何を見る言葉か』に戻る
用語を覚えにくいときは、定義を丸暗記するより「向き」「荒さ」「収益力」「下落リスク」「分散」のどれを見る言葉かに戻ると整理しやすくなります。
関連ページ
- 式は 数式集
- よくある疑問は FAQ
- 株価が動いた理由の整理は 2-3 株価が動いた理由を整理する