投資信託は多いほど分散できる?
本数を増やすことと分散の質は別だと整理するコラムです
投資信託は少額で買えるので、つい本数を増やしたくなります。ですが、増やせば増やすほど分散できるとは限りません。中身が似ている商品を増やすと、管理だけが複雑になり、実質的な重なりはむしろ見えにくくなります。
このコラムで押さえたいこと
- 分散の質は本数ではなく、中身の違いで決まります。
- 似た指数や似た地域の商品を増やしても、実質的には同じものを厚く持つだけのことがあります。
- 最初は少数の商品で、理由を説明できる方が管理しやすくなります。
本数を増やす前に見ること
- 何に連動する商品か
- 地域や資産クラスは重なっていないか
- コスト差はどれくらいか
- その追加で何を改善したいのか
本数が多いことの落とし穴
- 似た商品が重なっていることに気づきにくい
- リバランスや管理が面倒になる
- なぜ持っているかを説明しづらくなる
少数でも十分なケース
全世界株式1本、あるいは株式と守りの資産を数本組み合わせるだけでも、目的次第では十分です。重要なのは数ではなく、配分の意図と継続しやすさです。
商品数より『理由を言えるか』の方が重要です
分散のために本数を増やしたつもりでも、理由が曖昧なら管理はすぐ崩れます。持つ理由を言える本数にとどめる方が、結果的に続けやすくなります。
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